神棚のまつり方

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神棚のまつり方

神棚のまつり方の一つをご紹介します、まず

神棚って何?

神棚のまつり方神棚は神様をお迎えするための祭壇のことを指します。神棚は家庭に設置され、神様をお迎えして、その家や場所を守っていただくためのものでまた御神札「おふだ」をおさめるお宮、家庭内の神社です。
一般的にはお部屋の一画に棚板を取付、神棚の前には神様をお迎えするための道具や供物が置かれます。一般的には、お神酒、お米、お水、お塩、お菓子などが供えられます。日本の伝統文化の一つとして大切にされており、神様をお迎えすることで、家庭や場所を守ることができると考えられています。

御神札御神札にはとてもたくさんの種類があり日本中にある全ての神社が自社の御神札を製作しています。 代表に伊勢神宮 内宮の「天照皇大神宮」と外宮の「豊受大神宮」 あなたのお住まいの土地にある神社の氏神様「うじがみさま」の御神札があります。
新しく家を建てるときに地鎮祭を行いますが、地の神様である氏神様をお祀りすることはとても大切です。

動画のように高欄を外し、御扉を外してから
御神札を神棚に収めてください。(36秒の動画です)

神棚と御神札

事業やご商売をされている方々が信奉する伏見稲荷神社などで御神札を授与されるので 神棚の中に収めます。御神札が大きくて入らない場合は
壁に立てかけてください。

神棚はどこに置くの?

玄関、居間、台所などお家の形やしきたりによって異なりますが
新たにお祭りする場合は居間など家族が集まる場所がよいでしょう。
位置は脚立を使わねばならないような高い場所ではなく
日々のお供えや礼拝が簡単に出来るくらいの高さ
頭をぶつけずに下をくぐれるくらいの高さ
床から185㎝-190㎝が良いでしょう。
当店で製作しているいろいろな棚板を紹介しています。
方向はおおむね東から南方向を向いていればいいです。
2階建てや高層階のお部屋や廊下があってもまったく問題ありません、
あまり場所や方角にこだわり過ぎることはさけてください。

棚板はどうするの?

棚板はどうするの?

棚板のこと、めでたく新築をされて棚板を工務店や大工さんにお任せすると写真のような桧の一枚板を使って取付てくれますが これが厄介、
一般的な桧の1枚板は巾が30cmくらいしかありませんので
これでは神棚の前にお供え物を並べることが出来ません、
奥行40-45cmは必要です。
棚板を取付ける際には天井までの間口70cm×高さ60cm×奥行40-45cmは必要ですと工務店さんに指示してください。
また八卦見さんたちが勧める3尺6寸5分×1尺2寸など
根拠の無いいい加減な寸法は日本の住宅には
収まりがよくないので避けたほうがいいでしょう。

どのようなまつり方をしますか?

どのようなまつり方をしますか?

どのようなまつり方をしますか?
お水、お米、お塩、お酒、榊などを神棚の前にお供えします。
更に野菜や魚など他の神饌をお供えすることもあります。
季節の新物やおみやげなど到来品を日常的にお供えすることで
神様を身近に感じていただけるようになります。
お米は一般的には洗米を使いますがご飯をお供えする地域もあります。
お酒はお正月など特別な日だけにお供えするお家も多いです。
参考までに上記の配列をしましたが特に決まりはありません。

榊の根榊は1日おきに水を替えると、6ヶ月以上常緑を保つものもあり
写真のように根が生えて地植えすることができる場合もあります。
夏場は水をよく吸い上げる、冬場はほとんど水の吸い上げがありません。
西口神具店の工場の榊は地植えして大きくなり高さが3mくらいになった木が
8本もあり、おかげで榊には不自由しません。下記のアドレスが
グーグルストリートビュの画像です、入り口にある大きな木と
サイロの後ろにあるのが榊の木です。


神棚、神具、御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。