稲荷灯篭
稲荷灯篭はお稲荷さんの場所を示す道明かりです。
西口神具店が製作する稲荷灯篭は桧を使って組み上げ、
堅いウレタン塗料で塗装します、屋根は0.3ミリの銅板で一文字葺にふきあげます。
電気工事を施して電球を点灯させることも出来ます。
稲荷灯篭の柱、朱塗りにするのですが私は節の無いほぼ無地の桧を使います。
電線用の溝が彫ってあり、埋め木をしてあるので少し浮いています。
この後鉋で削って同じ高さにします。
稲荷灯篭の台輪と貫を仮組みしました。
この台輪の上に火袋がのります。
稲荷灯篭の火袋の白木状態です。柱の下場 芯々6寸。
屋根のビス跡と隙間が気になりますが、銅板を葺きの下地になります。
建具はすりガラスをいれます。
もちろん電球の交換用に建具は取り外しができます。
稲荷灯篭らしく朱色と黒を塗り分けて、屋根周りを銅板葺きにしました。
稲荷灯篭の前景です。
後ろにお稲荷さんのご本殿とお狐さんが見えます。
お稲荷さんには朱塗りがよく似合います。
お稲荷さんの様子は「ひとりごと」でご紹介しています。