施工例25 朱塗り祠宮の製作

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朱塗り祠宮の製作

朱塗り祠宮は屋根巾118cm×屋根行き144cm×高さ194cmで
地桧材を使って製作、金メッキ金具を取付
屋根は銅板1文字葺で照りがあります。
堂全部をウレタンにて朱入りに塗装しました。

朱塗り祠宮 側面

製作するに当たりCADで図面を起こし、
桧材の加工する前に合板に原図を描きます、破風や屋根の現物のアール型を作ることで、作業が進みます。

朱塗り祠宮の骨組み
まず朱塗り祠宮の土台、柱、桁梁などの骨組みを製作して仮組みします。

朱塗り祠宮の屋根下地
銅板葺と平行に仕事を進めるために、屋根の製作を先にします。屋根下地の様子
破風、垂木、広小舞など屋根の構造がわかります。

朱塗り祠宮の屋根銅板下地
朱塗り祠宮の屋根銅板下地が出来上がりました、
下地とはいえ節のない綺麗な桧材を使って製作しました。
これから朱塗り塗装をします。
その後に雨漏り防止のためにアスファルトルーフィングシートを貼ってから
銅板1文字葺をします。

朱塗り祠宮の銅板1文字葺
朱塗り祠宮の銅板1文字葺ができました、千木、堅魚木、鬼板などの
棟飾りを桧材で製作し、銅板葺します。

朱塗り祠宮の堂組立
朱塗り祠宮の屋根製作が済んだら、堂を本組立します。
構造はむずかしく無いですが、加工組立には順番が大切です、
全ての部品がコミセン、小穴、ホゾで組み上がっているので
順番を間違えると組み立てることができません。

朱塗り祠宮の堂
朱塗り祠宮の堂が組み上がりましたので、朱塗り塗装を始めます。

朱塗り祠宮の朱塗り
朱塗りウレタン塗装ができました。

朱塗り祠宮 完成
屋根を乗せて、棟飾りを付けて完成しました。

 

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