朱塗り祠宮の製作
朱塗り祠宮は屋根巾118cm×屋根行き144cm×高さ194cmで
地桧材を使って製作、金メッキ金具を取付
屋根は銅板1文字葺で照りがあります。
堂全部をウレタンにて朱入りに塗装しました。
製作するに当たりCADで図面を起こし、
桧材の加工する前に合板に原図を描きます、破風や屋根の現物のアール型を作ることで、作業が進みます。
まず朱塗り祠宮の土台、柱、桁梁などの骨組みを製作して仮組みします。
銅板葺と平行に仕事を進めるために、屋根の製作を先にします。屋根下地の様子
破風、垂木、広小舞など屋根の構造がわかります。
朱塗り祠宮の屋根銅板下地が出来上がりました、
下地とはいえ節のない綺麗な桧材を使って製作しました。
これから朱塗り塗装をします。
朱屋根朱塗りができました。
その後に雨漏り防止のためにアスファルトルーフィングシートを貼ってから
銅板1文字葺をします。
朱塗り祠宮の銅板1文字葺ができました、千木、堅魚木、鬼板などの
棟飾りを桧材で製作し、銅板葺します。
朱塗り祠宮の屋根製作が済んだら、堂を本組立します。
構造はむずかしく無いですが、加工組立には順番が大切です、
全ての部品がコミセン、小穴、ホゾで組み上がっているので
順番を間違えると組み立てることができません。
朱塗り祠宮の堂が組み上がりましたので、朱塗り塗装を始めます。
朱塗りウレタン塗装ができました。
屋根を乗せて、棟飾りを付けて完成しました。
神棚、神具、御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。