HOME > 神具一覧> 木製の神具 >八脚案> 八脚案|八足の製作
八脚案|八足の製作
伊勢の宮師が八足を製作している様子、
かんな仕上げ、あり溝の加工と調整、脚の組立などをご紹介
八脚案の天板を超仕上げ鉋ですかっと仕上げます。
すると写真のように 1尺(30cm)巾の鉋屑が出ます。
ペーパー仕上げではないのでツヤがでて、仕上がりが全く違います、
特に木曽桧の八脚案の場合はツヤがあり とてもきれいな仕上りです。
八脚案のアリ桟の調整、お客さんに組み立てていただくので、
硬すぎず、やわらかすぎず、適当に この辺が腕の見せ所。
八脚案の足を組み立てます。
長さ、幅、高さはお客さんの指定寸法にて製作いたします。
とてもしっかりと組んであり、胴付の隙間もありません。
ホゾが台の裏まで出ていないのできれいにみえます。
これは座礼式の八脚案で高さが1尺5寸の低い八脚案です。
八脚案のアリ桟を差し込んだ様子。
当て木を入れておきますので、当て木の上から軽く玄翁で叩き込んでください。
天板の面までできちっと収まります。
八脚案が完成しました。 座礼式3尺×尺×1尺5寸 の八脚案です
神棚、神具、御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。