御霊舎施工例13
御霊舎施工例13は愛知県名古屋市の大きな和風住宅の和室に神床を設置します、総木曽桧の神床は左に御霊舎、右に神棚を配置します。
大きさ 巾140cm×奥行98cm×高さ120cm
和室に神床を収めるスペースを作っていただきました。
和室のスペースにあった神床を製作します、神床は向って左側に御霊舎、
右側に神棚を設置する予定です。工場では前後の枠ができました。
前後の枠に側板を入れて箱組し、神饌段を取り付けます。
取り外しができるように欄間は別に製作しました、また神棚部はすっきりした柾目板
御霊舎部はおさ欄間にて製作
神饌段もすべて取付、御霊舎部は御扉も取付しました、
神棚部の下は神具収納庫として使い、板建具をいれます。
これで裏板を取付ければ工場での製作は完成です。
現場は新装したばかりの和室なので畳を完全に養生してから作業を始めます。
若干大きめに製作しておいた神床を鉋で少しづつ削り合わせて入れ込みます。
左右均等に押し込まないと奥まではめ込むことができません。
二人で力を合わせてゆっくりと入れてゆきます。
一番上部の塵除けも鉋で少しづつ削り合わせてはめ込みます。
神床の固定は下の押し入れから数か所ビスを入れれば完全です。
欄間もはめ込み、神床の取付が完成しました。
左右上下全く隙間なくはめ込みました。
神棚を設置、御翠簾を下げ、神饌用の神具を全て並べました。
神床の現場据付工事は終了しました。
ありがとうございました。
御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。