御霊舎施工例15
御霊舎施工例15は山形県山形市の住宅の和室の一画を改装して
この神床は神棚と御霊舎を左右に配置した2社にて製作しました。
右側の押し入れを利用して神床を仕込んでゆきます。
今回は遠方のため寸法はお客さんとのメールのやりとりだけで製作しました。
工場であらかじめ製作した神床はこのように右側が神棚、左側が御霊舎で
2つの御扉が取り付けてあります。内陣も左右に分けてあります。
若干、大きめに製作して、
柱の内側にピタッと収まるように鉋で少しづつ削り込みます。
押し入れの中桟を利用してこれより上に収めます。
下は以前と同じように収納庫として利用できます。
削り込みをしている様子
神床本体を入れ込んだら組込式御霊舎15 幅木の取付をします。
組込式御霊舎15 上部の空間にちりよけを取付します。
神床本体の取付が済んだら建具を取付けします。
本体同様に鉋で削り合わせます。
組込式御霊舎15 下部建具の削りあわせが済んだので、
丁番と戸当たりを取付ます。
組込式御霊舎15 上部建具を取付します、こちらは工場で調整してあるので
ほとんど削る必要はありません。
すべての作業が済んで取付が終了しました。
組込式御霊舎15 御簾を取付て、上部建具開放した様子。
御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。