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施工例24 両部鳥居の製作
柱芯々2m 総桧の両部鳥居を製作します。
両部鳥居の柱は7寸(21cm)角、控え柱は5寸(15cm)角を使います。
仕上げはウレタン朱塗り塗装です。
朱塗り仕上げでも桧の材料は節が少なく、よく乾燥し、癖のない材料を使います。
まずは本柱に墨付けをしてホゾを付け、貫穴を開けます。
両部鳥居は貫穴が本柱をつなぐ1つではなく、控え柱をつなぐ2つも開けます。
柱、笠木、貫の加工を終えて、両部鳥居を仮組みしました。
仮組みなので柱は角のまま、笠木も加工してありません。
両部鳥居の見せ所の本柱と控え柱の仮組みしました。
仮組みで両部鳥居が組み立てられることを確認したので
各部品の加工、仕上げに移ります、まずは本柱の八角加工。
両部鳥居の本柱の丸め加工
両部鳥居の笠木加工
削り込むと少し節が出てきました。
両部鳥居のウレタン塗装は朱黒の塗り分けをします。
また柱の根巻き、木口板金、笠木の天場板金を施します。
両部鳥居の笠木は朱黒塗り分け塗装、天場は板金します。
各部品の加工仕上げがすめば、現場にて組み立てます。
神棚、神具、御霊舎製作の様子は「ひとりごと」でご紹介しています。